親の病気、経済的な理由、虐待など、何らかの理由で家庭で暮らせずに、社会的養護を必要とする子どもたちがどれくらいいると思いますか?
日本全国に約46,000人
大阪府だけでも約3,000人います。南河内地域では約230人います。
子どもの権利条約にも謳われるとおり、
すべての子どもは、家庭環境の下で「幸福」、「愛情」及び「理解」のある雰囲気の中で
成長すべきとされています。
未来を担う子どもたちのためにできることを、わたしたちと一緒にしませんか。
児童養護施設や乳児院等の施設養護と家庭養護に分類され、
家庭養護は、養子縁組里親と里親、ファミリーホームに分類されます。
高鷲学園は、大阪府南河内地域の羽曳野市に開設し70年が経ちました。
戦後の戦災孤児の保護・育成から始まり、
今日まで多くのこどもたちを養育し家庭や社会に送り出してきました。
「すくすくそだて!」をモットーにこどもの権利やこどもたちとの話し合いを大切にしながら、
こどもたちが育つ場としてどうあるべきかをこどもたちと一緒に考え、共に歩んできました。
今もたくさんのこどもたちが生活を送っています。
児童養護施設でのこれまでの経験を活かしながら、
新たに家庭養護を支えていく里親支援機関with里親の事業を開始しました。
家族と離れて暮らすこどもを家庭に迎え入れ、
温かい愛情と正しい理解を持って養育する方のことです。
養育里親
大阪府では「はぐくみホーム」という
愛称で呼んでいます。
自分の家庭にこどもを迎え入れ、
一定期間こどもと暮らす里親のことです。
預かる期間は数日から数か月の短期間や、
数年から成人するまで
養育していただく長期間の場合があります。
南河内地域のはぐくみホームはおよそ20家庭です。
週末里親
施設で生活しているこどもが
家庭生活を体験することを目的に、
月に数回の週末から、
長期休暇などに家庭へ迎え入れてくださる
家庭のことを「週末里親」と呼んでいます。
普段は一緒に暮らしていなくても、
自分のことを思ってくれている人の存在は、
こどもの心の支えになります。
適度な距離感を持ちながら
長い目で関わることが必要です。
こどもを迎え入れてくれる家庭が増えれば、家庭で暮らせるこどもの数が増えます。
あなたの生活状況にあった養育スタイルがあるかもしれません。
私たちwith里親では大きく分けて3つのことを行っています。
2教えてください
里親を希望される方には家庭状況やどのような里親を目指しているのか等のお話をお聞きしながら、一緒に里親になるためのステップを進んでいきます。
3共にはぐくむ
里親家庭となりこどもたちとの生活が始まる前から、私たちが伴走者としてサポートしていきます。実際に里親をされているご家庭からはこどもたちの日頃の様子や学校生活のこと、進路、実家族についての悩みやご相談をお聞きします。こどもたちにとってどうしていくことが良いのかを私たちも一緒に考えていきます。
活動地域
河内長野市 藤井寺市 大阪狭山市
南河内郡(河南町・太子町・千早赤阪村)
with里親公式キャラクターとして
誕生しました、「うぃずやん」です。